美味しい和定食が食べたーい。
というときに自信を持っておすすめできるのが居酒屋の橙凛(とうりん)です。
うなぎの寝床のような穴蔵的店舗ですが、ランチメニューにはずれなし(まだ夜は行ったことがないので)。4種類ある定食はどれも素材はいいわ、味付けはいいわ、後味はいいわで言うことなしです。
食べた後に絶対「行ってよかった」と満足できるお店・橙凛を紹介します。
小伝馬町駅から歩いて3分
場所は日比谷線小伝馬町駅から歩いて3分。お隣はラーメン屋の跳馬らーめん。
近くには、お昼には行列必至の人気ベーグル店の123(ひふみ)や、予約必須の人気イタリアン・ともすけ(夜のみ営業)などがあります。
一見、何の変哲もないオフィス街ですが、小さくて個性的な店が増えているのはうれしい限り。
橙凛の入り口は目立たないので、跳馬らーめんの左隣とおぼえておくといいかもしれません。
橙凛の内部はまるで穴蔵!
間口が狭いので、「え、入れるの?大丈夫なの?」という印象を受ける橙凛ですが、実際あまり広くありません。

席数は16席ほど。店内は暗いし狭いし、店のレイアウトはやや複雑。
でも、居心地はいいです。

コンクリート打ちっぱなしの壁、茶色の木のテーブル、障子の窓(開かない)が妙に調和をしている店なんですね。くつろげるというか。

店内に流れるBGMはジャズ。店主の趣味かと思われます。
多分、居抜きの店にほどよく手を入れ、独特の空間に仕上げたのでしょう。今度、夜にも来てみたい。そう思わせる雰囲気です。
ランチメニューは4種類、どれも絶品
橙凛のランチメニューはご覧のように4種類。
日によって微妙に違いますが、「朝締め鯛」はいつもある印象です。
そのレギュラーメニュー(?)の「朝締め鯛」はこちら。

美味しいものは美しいのだということがよくわかる。ご飯の盛りが多いのもいいですね。
この日は、主役の朝締め鯛漬けに、大根のお味噌汁、もやしのナムル、ほうれん草とツナのおひたし、昆布と人参の和え物がついていました。副菜はすべてのランチメニュー共通です。
この朝締め鯛の歯ごたえがもう最高です。アップにしてみましょう。

日本人でよかった♪と私が思うのは、(ビザ無しで行ける国が多い)パスポートのありがたみを実感する海外旅行のときと、こういう魚の美味しい料理を食べたとき。ぷりっとした食感と生姜、ネギの組み合わせは最強です。
こちらは「銀ひらす西京焼き」定食。

西京焼きは甘めの粕の味がしっかりついています。ボリュームありました。美味。
卵焼きはだしだけを使っていて、塩も砂糖も使っていないと思われます。多少好みは分かれるかもしれませんが、卵の味を楽しむ料理かと。
これで価格は800円。コストパフォーマンスは本当に高いと思います。
だからでしょう。お昼時にはいつも行列。昼は11時30分からの営業ですが、11時40分くらいに到着するともう入れない。席数もそんなにないから待つこと必至。
かといって、遅めに行くと「なくなり次第終了」なので、確実にいくなら開店直後を狙いましょう。
橙凛
住所:東京都中央区日本橋小伝馬町16−12 山秀ビル1F
TEL:03-3662-9119
営業時間:月~金 11:30~13:30 17:30~22:30(料理LO 22:00)、土17:00~21:00(料理LO 20:30)
最寄り駅:東京メトロ日比谷線小伝馬町駅 徒歩3分